”最先端の総合武道”空道 大道塾 三鷹同好会/Team Tiger Hawk Tokyoの小野です。
今回はちょっと毛色を変えて、練習・試合用具について書いてみます。
個人的なおすすめエキップメントと、その理由ですね。
この後があるかは判りませんが(^_^;)、今回はスネ当てとファウルカップについて。
最初にお断りしておきますが、基本的にすべて小野の私見であり、使用感や評価は人それぞれになると思います。
が、裏を返せばいろいろ使ってきた実感をもとに書いてみますので、単純な購入レビューよりは情報として役に立つかもしれませんし、もちろん特定のショップやブランドからの利益供与は一切ありません(あったら断りはしませんが(笑))。
これから武道/格闘技を始める方、既に始めている方で今お使いのものに満足感が低い方の一助になればと思っています。
・スネ当て(レガース)
打撃系の練習には欠かせない用具ですね。
個人的に最近気に入っているのは、ISAMIのイージーレガースです。


スネ当ては大きく分けて2種類あります。
①布製のヒザ下全体を覆うサポーター型
②PA素材でできていてマジックテープで止めるレガース型
①は日本のフルコン系打撃団体にはおなじみではないでしょうか。
1989年に大道塾に入門した小野も、長らくこのタイプを使っていました。
プロコン的に整理すると、いいところは「安い」「持ち運びが楽」「洗える」、悪いところは「薄いので痛い」「ゴムが伸びてフィットしなくなる」といったところでしょうか。
②はタイでミット持ちが付けて蹴り返しを安全にできるものとして普及し、日本に輸入されてからはスパーリング時の安全具として用いられてきました
キックパンツなど素足で練習する分には、②が使いやすいなと思っています。
↓ このタイプですね。

同じように整理すれば、いいところは「厚みがあって痛くない」「長持ちする」、悪いところは「道着の下だと動きづらくなる」「持ち運びしづらい」「臭い(笑)」といったところかなあと思います。
また、②は最近の傾向では指先まで覆われて足首まで固定されるゴツいタイプが主流となってきていて、スパーでは使いづらい事情もあります。
↓ こんなタイプです。

・・・ガンダムかっって思いますよね。(^_^;)
脱線ですが、2018/2019年にタイのジムで練習したときは、このタイプを使っているトレーナーはいなかったと思います。
練習動画では見かけますが、セーンチャイのジム”YOKKAO”では逆に①タイプを履いてましたね。
(最近の動画ではガンダム型を見かけるので、トレーナーによるのかもしれませんが。)
よって、どこまで普及しているのか不明なところもありますが、キックトレーナーとしては②もいいかもしれません。
そしてISAMIイージーレガース。
要するに①②のいいところ取りなんですよね。
「①より厚みがあるが②ほどではないので、道着の下にも着けやすく持ち運びも楽」「マジックテープ型なのでフィットする」「洗える※」「安い」。
※時短モードの強水流で洗うと破けますのでご注意を。小野は実際にやらかしました。(^_^;)
ネットに入れて弱水流モードならOKです。
・ファウルカップ
こちらも打撃系には欠かせませんが、練習では着けないという方もいるようです。
小野の師匠もそうなのですが、あんな達人ではない自覚がある方は、普段から着用をおすすめします。
練習用ならShockDoctor コアサポートですね。


D&Mなどの広く普及しているタイプのサポーターを使っている方も多いのではと思いますが、ぶっちゃけ蹴られるとかなり痛いですよね。
防具としては今一つかと思います。
ShockDoctorは、カップがかなり深い作りになっていることと、身体に上手くフィットするデザインになっていることで、衝撃をしっかり吸収してくれます。
ちなみに購入する際のポイントは、普段の洋服などよりも1~2サイズ小さいものを選ぶことです。
「俺様はLサイズだ!」みたいな良くわからない見栄は、この場合不要です(笑)。
(^_^;)
ずれや緩みがあると、効果は期待できなくなるどころか、ずれたカップに「挟まる」という最悪の事態を招きかねません。
ちょっときつめくらいのサイズを選び、ゴムが弛んだら買い替えることをおすすめします。
ちなみに、172cm、73kg、ウエスト76cmの小野はSサイズを使用しているので、小柄な方は場合によってはサポーターはジュニア用を使うのもありかもしれません。
そして試合用は、タイ製の3点止めタイプを推奨します。


蹴ったほうが痛いくらいのしっかりした鉄製カップと、ずれない紐止めタイプです。
タイの選手たちは、ティープはカップを狙って蹴りますし、ローの誤爆で金的ダウンになっても蹴った側のKO勝ちになることもあります。
最近は蹴られた選手が当たったぞってジェスチャーすることも増えましたが、基本は「蹴られ損」の世界なので、しっかりした防具を着けるのでしょう。
ムエタイの試合を観ていて、日本のキックボクシングのように「ローブロー」で中断なんてことは基本的にありません。
選手としても、試合全体への影響を考えればノーダメージで続行できるほうがいいはずです(小野は現役時代にそんな経験をし、3点止めタイプに変えました)。
・・・もっとも、それでもヒザ蹴りで鉄製カップが割れる事故がけっこうあるようで、タイ人の攻撃力の凄さには驚いてしまいます。
その備えとしては以下2点です。
- インナーの上から装着する
- カップの内側を、テーピングで補強する

割れた際に身を守るための準備ですね。
...ちなみに、ファウルカップについては、北沢勝9パックジム会長から教わったことをそのまま書いていることに、ここで気づきました(笑)。
(^_^;)
3点止めタイプは防具としてはほぼ完璧ですが、難点は「装着できる人間が限られる」ところです。
3本の紐をお尻のほうでより合わせて結ぶのですが、独特な結び方をするので着ける側の練習が必要です。
結び方によっては試合中に弛んでしまうこともあり、着けないほうがマシな事態を引き起こしかねません。
小野も現役時代は着けてもらうばかりで、引退後に後輩たちのファウルカップを着ける側にになり、試行錯誤しました。
重量級の後輩は、そもそも紐の長さがギリギリで、試合中にほどけていたなんてこともありました(笑)。(^_^;)
サイズが少ないことも難点ですが、可能な限り3点止めタイプを使うことをおすすめします。
選定時のポイントは、「紐が幅広なもの」です。
タイ製でも、紐が細いものもあります(Twinsはそうだったような)。
細い紐は、当然ながら「弛みやすい」ので、結び手が熟練しないと難しくなります。
これは結び手としての小野の好み(あるいは未熟さ)の話かもしれません。
細い紐のときは、Windy製の幅広紐よりも、固定に時間がかかっていることは確かです。
さて、武道/格闘技エキップメント論。
勝手なことを書いてきましたが、お役に立てば幸いです。
続編も考えてます。
お読みいただきありがとうございました。