”最先端の総合武道”空道 大道塾 三鷹同好会/Team Tiger Hawk Tokyoの小野です。
さて「食」カテゴリー、今回のテーマは「糖質制限」です。
数年前には「糖質オフ」はブームとなりましたし、某「結果にコミットする」フィットネスクラブが取り入れたこともあり、興味を持ったり、あるいは実践してみた方もいるのではないでしょうか。
経験者は知っていると思いますが、他の様々な健康習慣同様に、これがなかなか継続が難しいものですね。(^_^;)
ゆるアスとして、継続するにはどう取り入れるかという観点で書いてみます。
「糖質制限」とは
ここ数年のダイエット・健康食のトレンドで、もっとも話題になり、勢いのあったものですね。
そのぶん、批判も根強いところもあります。
「健康法」としての糖質制限については、推奨派は「人類は1万年前に農耕を始める前までの歴史のほとんどを低糖質の食生活で送ってきた」ことを根拠にしていたり、反対派は「低糖質の餌を与えたラットは早く老化した研究結果がある」ことを根拠にしていたりします。
どちらについても、ツッコむ余地は多く残されていると個人的には思っていますが、もちろんこのブログではそこまで風呂敷を広げることはしません。
「糖質制限」は、そもそも糖尿病患者向け食事法として提案されたもので、ダイエット法、つまり痩せるためのものではありません。
※余談ですが、もともと「ダイエット」自体が食事の改善により健康状態の向上を目指すものであり、「痩せる」という意味ではありません。
しかし、結果として体脂肪を効率よく減らすことができることから、例えば体重制の競技における減量期には有用ですし、長期的な健康習慣として、ゆるく取り入れてもいいのではと思います。
なぜ糖質制限で脂肪が減るのか
糖質制限で体脂肪が減る仕組みは、大雑把に言うとこんな感じです。
糖質は、前回紹介したように身体や脳を動かすエネルギーです。
摂取すると「血糖値」が上がります。しかし身体や脳を動かすための必要量以上の糖質は、もったいないから貯金しちゃえ、となります。
この貯金を促すのが「インスリン」というホルモンですね。銀行の営業の人みたいなイメージで覚えてもいいです(笑)。
ところが糖質の貯金は、お金と違いそのまま貯められません。
「脂肪」に変換されて貯められるんですね。
だから、そもそもの血糖値の上昇を抑え込むために「糖質」を「制限」すればいいというわけです。
さらに、エネルギー源である糖質摂取量を減らすと、身体を動かすために体脂肪が使われます。
貯金を切り崩すわけですが、お金と違ってこちらは歓迎されます(笑)。
結果として体脂肪が減る、というわけですね。
「糖質制限」で控えておく食材
ときどき「炭水化物抜き」ダイエットみたいな表現も見かけますが、「炭水化物」だと食物繊維も含まれるので、「糖質制限」とは厳密には異なります(必要な栄養素とは参照)。
とは言え、食べていいものとそうでないものの区別では、ざっくり「炭水化物」と考えてもいいと思います。
糖質の多い、つまり控えておくべき食材と言えば、やはり炭水化物が多いのですが。
・白米
・麺類
・パン(種類による)
・イモ類(同上)
・果物全般(厳格なやり方では、アボカド以外全部ダメなんだとか...)
・野菜の一部(ニンジン、かぼちゃ、トマトなどが該当)
・・・食べれるものないじゃんっ⁉ となりますよね(笑)。
(^_^;)
ちなみに、アルコールで言うとウイスキーや焼酎はよくて、ビールやワインはNGだそうです。
この瞬間に、小野は締め出されてしまいます(笑)。
(^_^;)
ガチでやるとそうなるみたいです。
ここで挫折する方も多いと思いますが、じゃあどうするって話を次回に続けますので、短気を起こさずお待ちください。